2017年12月29日

オルフィナ・グレイ・メーン4 秘書官の朝


オルフィナ・グレイ・メーンの朝は早い。起床して身支度を整えると、臙脂色の制服を着用してグレイ・メーンの屋敷を出て雲地区へ向かう。



バトル・ボーンのイドラフの差し金で散々彼女の身体を弄んだ帝国軍人たちは、何のつもりか知れぬまま、あくる日にはオルフィナを正式にホワイトラン方面軍の秘書官に任命する手続きを行い、首長バルグルーフにまで話を通していった。もはや何の反論をする気力もないうちに、彼女が果たすべき忌まわしい義務と職責が決められていったのだ。
我に返ってその内容に身体が震えるほどの後悔を覚えても後の祭りであった。……それに帝国軍から支払われることになった俸給は、「バナード・メア」のウェイトレスで得る給料とは比べ物にならないほど高額であり、グレイ・メーンの家を支え盛り返してゆかねばならない彼女は、その魅力に抗うことができなかった。







ホワイトランの中枢、ドラゴンリーチ。
オルフィナはその正面扉を回り込み、地下へと続く脇の扉から入っていった。


そこは地下牢、そしてホワイトラン衛兵たちが寝泊りする詰所で、むっとする様な鉄と革と松脂と、そして男の汗と体臭が立ち込めている。その中をコツ、コツとハイヒールの音を響かせむっちりとした尻を左右に揺らして歩いていくオルフィナを、後ろから早番の衛兵が凝視していた。



衛兵たちの寝所に着くと、恥ずかしげもなく裸体を晒した夜勤明けの男たちが待ち構えていた。帝国軍の傘下でストームクロークの掃討に協力しているホワイトラン衛兵たちへの毎朝の「慰労」が、ホワイトラン方面軍中隊長が秘書官オルフィナに課した任務であった。


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オルフィナはまず、ベッドに寝そべった男に覆い被さる。
寝転がった男の肉柱がぴんと屹立して真上を指していた。女がそこへ自ら唇を寄せて奉仕する屈辱が、早くもオルフィナへ甘い痺れる様な快感をもたらした。



柔らかな亀頭部をきゅっと唇をすぼめて包み込むと、張り出した鰓の逞しさとシャフトの固さがダイレクトに感じられる。口いっぱいに肉棒を頬張ったまま興奮が高まると、はしたないと思いながらも鼻息が荒くなってゆく。


- ふぅっ、ん……んんっ

鼻息に下腹部をくすぐられた男がますますいきり立つと、オルフィナは悦びに震えていっそう早く深く、唇を擦り付けてゆく。

- じゅぽっ、ぐぽっ、ちゅぽっ、じゅぽっ……


「うっ、ううっ!」

- ドクンッ! ビュクッ、ビュクッ、ドクン、ドクン……


- ちゅー、ちゅぽっ

skyrim ero

男の射精を全て受け止めると、こぼさぬ様に念入りに吸引してから、やっとオルフィナは顔を上げる。青臭い香りとぬるりとした感触が口内と唇の周りに広がってゆく。



男が彼女の身体を愉しんだ証……。オルフィナはいつからかそれを、舌や指でなぞって確かめるのが習慣になっていた。丁寧に舐め取り呑み込んでから、次の男に相対する。


オルフィナがひとり目の男の精を放出させるのを食い入る様に見ていたもうひとりの男は、ベッドから立ち上がり痛いほどに勃起した男根を突きつけてきた。


男の足元に跪いてそれを見上げたオルフィナは、ぞくぞくする様な快感とともに唇を寄せていった。彼女はどのような男根に対しても畏怖と崇敬を持って接するのが常であるが、立って見下ろす男に対して許しを請う様に膝を折った姿勢を取ると、自分の居場所に帰った様な安堵と充実が伴うのだった。


街の見回りと訓練で暖まった身体から発散される男臭い汗の香りが、オルフィナの中の女の部分を疼かせるのを感じながら舌を這わせていく。


兜の中からは僅かに目線が感じられるのみで、その表情は読み取れなかったが、黒々と逞しく聳える男の肉体に卑しくしゃぶり付く自分のことを、まるで哀れな小動物を見るかの様に、蔑み混じりの無関心で眺めているのだろうと思った。


女をそんな風にしか扱わない男の臭いと味が、呼吸するたび、舌を動かすたびに、彼女の身体を内側から侵し汚してゆくのを感じると、眩暈がするほどの快感に襲われ全身が蕩けてしまいそうだった。


自分が女であることの意味と、その幸福に気付かせてくれたドヴァキンに感謝しなければ・・・・・・。そう思った時、なぜか締め付けられる様な胸の切なさを覚えた。


男は興に乗ってオルフィナの頭を片手で掴み、ぐいぐいと前後に揺り動かしていた。不意に胸に芽生えた切なさを抱えたまま、男に性欲処理の道具の様に扱われる快感に耐え切れず、彼女は急速に登り詰めていった。


「ううっ、イクぞっ!」

「んっ、んむぅっ、んんっ!」


- ドックン! ドクドクッ、ドクドクドク……

女の口腔内で精液を射出するという動物的な欲求を、男が思う存分に満たした後でようやく、男女の結合が解かれる。

skyrim ero


解放された頭部をゆっくりと離したオルフィナは、男根で押し拡げられたままのかたちの口で、そうっと息を吸い込んだ。だらり、と唾液混じりの白濁液が唇から溢れて流れ出す。



舌を動かしてそれを舐め取り味わいながら、オルフィナな忘我の笑みを浮かべるのだった。


∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫




秘書官として朝の勤めを終えたオルフィナはドラゴンズリーチの水路で口を漱ぎ、昼の勤めを行う準備を整える。


昼間の彼女の仕事は、文字通り秘書官として首長バルグルーフを補佐することである。
政治的な判断や見解を述べることは執政の役割であり、秘書官がそれを行うことは許されない。彼女の職務は直近の予定や約束、過去の記録や前例を正確に首長に思い出させ、参考とするべき情報として提供することのみ。だがその中でも真の「ノルドらしさ」を交えて語る彼女の言葉は、バルグルーフにとって頼もしさを備えた存在になりつつあった。

- たとえ僅かでもホワイトランへの影響力を確保するためなら、馬鹿げた「慰労」の任務にだって耐えてみせるわ!

グレイ・メーンの存続と復興のため、オルフィナは今日も熱を込めてバルグルーフに語りかけるのだった。


だが実際のところ、目下、バルグルーフはある問題に悩まされ政務どころではなかった。



玉座に座ればオルフィナの大きく真っ白な尻が、そしてそれに刺激を受けたのかあえて背後を無防備に晒した鎧を身に着けたイリレスの蒼味を帯びて引き締まった尻が、嫌でも目に入ってくる。


気になって仕方がない。
それだけならまだしも、尻が二つもあっては目移りがする。
玉座にあって視線が右に左にと泳ぐ様は、ホワイトラン首長たる大バルグルーフの威厳を大いに損ないつつあったのだった。

<使用させていただいたNPC美化MOD>
 イリレス … GCE NPCs Replacer
※眼のかたちが柔らかい感じの美女・美少女揃いで、全キャラ導入・非導入が選択できるという超優れものです。筆者は導入見送りましたが男性キャラもすごく力入っています。

4 件のコメント:

  1. バルグルーフの別の威厳は大きくなりつつあったのだった(ニッコリ)

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    1. 首長(大バルグルーフの名に恥じぬこの威厳を存分に見せつけてやりたいものだ……)
      謁見に来た商人(あかん……この大将、締まらん顔でモッコリさせとる……)

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  2. アワビ屋さん2017年12月30日 7:11

    二人共スカイリムでは強い女性だが。。。。ふむヒモパンもまた良きものなり。
    (ばるぐるーふ秘密の日記より抜粋)

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    1. そ、それはそうとアワビ屋さん、新鮮で味の良いアワビ、デリバリーでお願いできますか?!

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