2016年4月3日

アルフヒルド・バトル・ボーン2 風車小屋で


バトル・ボーン農場の風車小屋の中。
バトル・ボーンの当主イドラフの妻であるアルフヒルドは、使用人であるグウェンドリンがこの場所で見知らぬ男に獣の体位で犯された挙句、大量の精液で顔を汚されるのを目撃してしまった、

風車小屋の裏手でその強烈な刺激に火照った身体を冷ましていたアルフヒルドは、男に見つかって剣を突きつけられ、彼女自身もまた風車小屋の中へと追い込まれていたのだった。

振りかざした剣に威嚇されてくずおれる様に座り込んだアルフヒルドは必死の思いで命乞いをしていた。



「お願い助けて、殺さないで! 何でもしますから」

男はぞっとする様な笑みを浮かべていた。


「それならやる事はわかるよな、バトル・ボーンの奥様?」

男はグウェンドリンを犯した後にいったん身に着けていたホワイトラン守備兵の鎧を再び脱ぎ、アルフヒルドの眼前に黒々とした陰茎をだらりとぶら下げて見せた。
アルフヒルドは震えながらも、淫液に濡れ光る肉幹にためらわず舌を這わせた。
先ほどまでグウェンドリンの膣内を突きまくり、乳房で挟ませて思う存分に射精したばかりの陰茎は、むっとする淫臭を放っている。



亀頭の鰓に濃く残るぬらぬらとした体液を舐め取り、亀頭の各部についばむ様にキスをする。
肉茎がぴくりと反応を返す。



肉棒が徐々に勃ち上がってくると、媚態を含んだ上目遣いを送りながら亀頭の下部をちろちろと刺激した舌先を、裏筋へと伸ばしてゆく。



片手を添えて大きく口を開け、半勃ちの肉幹を思い切って口の中に咥え込む。己の舌と唾液で全体を拭う様に舐め回していると、臭いは間もなく気にならなくなった。
続いて先端部分を舌でねぶりながら唇で根本をしごく。
結婚後に夫から執拗なまでに仕込まれたアルフヒルドの口戯は巧みだった。


柔らかくなっていた男のものが口内で力を漲らせ、ごつごつと筋張った感触が唇を押し広げてきた。夫よりも年嵩に見える男の、逞しい回復力にアルフヒルドは慄いた。
夫であるイドラフはいちど精を放ってしまえば少なくとも一昼夜は固さを取り戻すことはない。だから夫婦の営みではネチネチとした前戯でアルフヒルドをさんざんに弄び昂ぶらせておいて、最後の最後に男根を使い短時間で果てるのが常だった。


アルフヒルドには、今咥えさせられている肉棒の持ち主こそが本当の男だと思えた。
その思いがアルフヒルドの身体を熱くさせ、もはや舐めしゃぶるのではなく剛棒を唇と舌とでしっかりと挟み付け、自ら頭を前後にスライドさせて口唇を性器とする陶酔に溺れた。
その陶酔がこの男に殺害されるかも知れないという恐怖を和らげてもいた。


人妻のフェラチオ奉仕を心ゆくまで味わっていた男が腰を引き、男根を抜き取った。

「あふぁ……」

夢中になってぴったり吸い付いていたアルフヒルドの口腔から、ちゅぽん、と淫靡な音が漏れる。


「服を脱いでそこに這え。尻を振って俺をその気にさせるんだ」

男は右手に持った抜き身の剣をギラリと光らせて凄惨な笑いを浮かべた。
再び死の恐怖がアルフヒルドを捕らえ、男への口唇奉仕で上気していた身体に冷たい汗が伝った。


「お願いっ、言う通りにしますから殺さないで」

震える手で服を脱ぎ捨てる。
だが一方で、アルフヒルドの胸に潜む屈辱と被虐の妖しい熱が脈打ち始めていた。

その美貌に目をつけたイドラフに犯され奪われる様にして結婚生活に入ってから、アルフヒルドは夜ごとに陰惨な性的奉仕を強要され続けた。清楚で健康的な農場娘から淫靡で男好きのする香りを漂わせる人妻に変貌していく彼女に、街の男たちは次第に欲望の視線を向ける様になっていった。かつて恋仲だった馬飼いの男と道で行き交った時には、彼女の顔や身体を暗い執念で舐める様に盗み見ているのがはっきりとわかった。
そんな日の夜は、イドラフに嬲られながら一層の快感に燃えた。かつての恋人の心情を思いやることで二人分の屈辱が底なし沼の様に、どろどろとした倒錯的な悦楽へとアルフヒルドを引きずり込んでいったのだ。

そして今は、イドラフ・バトル・ボーンの妻である自分の身体を、ただの衛兵に過ぎない男の意のままに供さねばならない理不尽と哀しみが、アルフヒルドの心に甘い疼きをもたらしていた。



「私のはしたない下のお口で、あなたのその太い槍にキスさせてください」



「大きくて柔らかいこのお尻にお乗りになって、乗り心地を確かめてください」



「蜜が溢れて止まらないの…。だらしない私の蜜壺にあなたの大きく膨らんだコルクで栓をしてくださいませ」

地べたに這って男に向けて尻を差し出し、能う限りの扇情的な姿態と言葉でもって男を誘った。
男の暴力に屈して、ただ殺されないためだけにプライドを捨て自分の身体の価値を、いやらしさを自らさらけ出して見せたのだった。そのたまらない屈辱にアルフヒルドはかつてないほどの昂ぶりを覚えていた。


「それじゃ犯してやるよ。お前の使用人と同じ様に、雌犬の格好でな」

男は家畜の肉付きをを確かめる様に女の尻をぱちんと叩くと、細腰をつかんで己の股間へと引き寄せた。
そして既に花弁から露を滴らせていたアルフヒルドの秘裂に肉棒をあてがうと、男は無造作にいきなり根本まで突き刺した。


「あうっ! く、はぁ…」

濡れていたとはいえ突然最奥部までを熱い男肉に押し拡げられ埋め尽くされた衝撃に、アルフヒルドは思わず苦し気な声を発するが、男は全く意に介さずに幾度か肉棒をスライドさせてその使い心地を味わっていた。


「さっきの使用人の女よりもいくらか締まりは弱いが、男を欲しがるみたいに襞々が吸い付いて来るぜ。これならさっきの女と同じくらい楽しめそうだな」

「っ! そんな…屈辱です。悔しいわ…」

雇い人に過ぎないグウェンドリンとの女陰の違いを具体的な言葉で説明されて、アルフヒルドは思わずかっと紅潮した。


だがアルフヒルドの切なげに腰をよじる仕草を男は見逃していない。男に支配され与えられる屈辱の全てが性の快楽の糧となるという、女という生き物の本質に忠実極まりない女であった。
にやりと笑って男は本格的な抽挿を開始し、アルフヒルドを徹底的に狂わせていった。





やがて男もアルフヒルドも、ともに快感の絶頂を極めようとしていた。
だが肉棒にからみつく媚肉の快美を十分に味わいながらも薄笑いを浮かべた表情を崩さず腰を動かし責めを続ける男に対して、アルフヒルドは息も絶え絶えに喘がされ、あられもない嬌声をあげ通していた。
人間という動物の性交において男女いずれが主であり従であるか、アルフヒルドはあらためて思い知らされていた。男に犯され奪われ踏みにじられることこそが雌の価値であり生の意味であることを、倒錯した悦びに浸りながら実感していたのだ。


「そろそろ出すぞ…どこに欲しいか言え」

男に問われたアルフヒルドの脳裏には、先ほどこの男に玩具の様に弄ばれていたグウェンドリンの悲痛な表情が鮮明に浮かび、思わず懇願の言葉が口をついていた。


「お願いします! グウェンドリンと同じように……顔にかけてください!」

「俺の精液で汚されたいのか」


「はい! グウェンドリンを汚したように、バトル・ボーンの妻の顔を思う存分汚してください」

「よし、俺が抜いたら跪いてその綺麗な顔を差し出すんだ」

「あぁ……はい、わかりました」

それから数秒間の出来事は、快感に意識が朦朧としていながらスローモーションの様に鮮明にアルフヒルドの意識と記憶に刻み込まれた。



男が激しく腰を打ち付けてスパートをかける。
十分に性感の高まったところで男はアルフヒルドの形よく締まった尻に指を食い込ませてつかみ締め、腰を密着させて最奥部を深々と貫き動きを止めた。

「あぁっ、イキます! イクっ、イクぅっ!」

アルフヒルドはたまらず絶頂へ押し上げられ、身体を硬直させた。


女をイカせたことを確認して、男は肉鞘から反り返り膨れ上がった黒い刀身を抜き放つ。



アルフヒルドは達した余韻に浸る間もなく必死で身体の向きを変えて男の足元へ這い寄り、崇める様に仰ぎ見た。そこには愛液に塗れてらてらとぬめり光る肉食獣が、汚濁の体液の噴出孔をアルフヒルドの顔に向けていた。



− ビチャッ、ビシャッ、ペチャッ……

粘液がいやらしい音をたててアルフヒルドの顔に降り注いでゆくく。
男はアルフヒルドを蔑みの目で見下ろして排泄するかのごとく射精衝動を開放し、アルフヒルドは男の体液で汚していただくために跪いて自ら顔を差し出した。女というものが男の欲望に仕え男根に奉仕するだけの存在であることを象徴し証明する、二人の位置関係であり行為であった。



唇に絡みつく精液に舌先を伸ばして舐め取り味わいながらアルフヒルドは、およそ女が見出し得る最高の快楽へと導かれた余韻に浸っていた。だがその一方で、ここまで自らを貶めることでしかその快楽に至れない自分は、何という浅ましい生き物であろうかという背徳心に苛まれていたのだった。


男はさして事後の感慨に耽ることもなく、先ほど地面に突き刺した鉄の剣を引き抜くと、跪いたままのアルフヒルドをいきなり蹴り飛ばした。


「きゃっ」

不意を突かれて風車小屋の奥で未だ気を失ったままのグウェンドリンの傍らに転がされるアルフヒルド。


男はもはや蔑みの笑みすら浮かべず剣を握ってアルフヒルドに迫った。

「バトル・ボーンの奥さん、楽しませてもらったが潮時だ。使用人の女と二人まとめて始末するぜ」

「い……やぁっ、お願い……お願いします、殺さないでください。奴隷になります、あなたの言うことを何でもききますから、どうか……」

哀願にも男の手元や足取りはいささかもぶれる様子はなく、アルフヒルドはもはや極限の恐怖に凍りつき動くことも喋ることも出来なくなっていた。


「おとなしくしてな。苦しまない様に殺ってやるよ」

男が剣を振り上げ、アルフヒルドは目を閉じることさえできずにその様子をただそのまま瞳に写していた。

その時。

- ヒュッ!

空気の唸りの様な音が、ごく小さな音でありながら鋭くはっきりと、水車小屋の中に響き渡った。


はっとその方向を見やった男の全身の動きが固まった。漆黒の革鎧に身を包んだ不死身の英雄であるドヴァキンが、壁に寄りかかり腕組みをしてそこに居た。


ドヴァキンがスゥームの力で驚嘆すべき技を行うことは周知の事実であり、男は瞬間的に、先ほどの空気音はドヴァキンが息を吸い込み、警告を発したのだと悟った。
男の判断と行動は素早かった。


くるりと踵を返して全速力で水車小屋から走り出ていき、その場にあるものを全てドヴァキンの意のままに引き渡すという意思表示を行ったのだ。ドヴァキンを前にして万に一つでも助かる道があるならばこれしかなかった。
そしてそれは正しかった。ドヴァキンは衛兵の男の乱暴狼藉を全く咎めることなくただ黙って男を見逃したのだ。
男が走り去る後姿をアルフヒルドは呆然として見やった。


そして彼女の背後にドヴァキンが立った時、うっすらと理解した。男たちの間で、アルフヒルドという名の雌の譲渡が行われたのだ、と。
あの衛兵の男が生きていては、アルフヒルドは再び命を狙われる懸念を完全に拭いさることができず、懸念を消し去るためにはアルフヒルドがドヴァキンの所有物になる他はない。またあの名も知れぬ衛兵の男に踏みにじられ汚されて快楽に悶え狂った様をバトル・ボーンの身内に暴露されては、アルフヒルドはホワイトランで生きてはゆけない。
彼女はドヴァキンに二重に縛り付けられ隷属するしかない境遇に陥ったのだった。


ドヴァキンの手が背後から伸び、裸のままのアルフヒルドの乳房を遠慮会釈なしに鷲掴んだ。


アルフヒルドはそれに身を任せながら、ドヴァキンという新たな支配者がこれから彼女を有無を言わせず蹂躙し性欲処理の道具として思うがままに玩弄するであろうことを予感していたのだった。

<使用させていただいたNPC美化MOD>
 アルフヒルド … The Ordinary Women
 グウェンドリン … Decent Women

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