2014年7月20日

黄金の柄のゴルムレイス3


気がついた時、黄金の柄のゴルムレイスは武装した一団と相対していた。自らもいつの間にやら鎧を纏い剣を手にしている。


後方からドヴァキンが追いつき、黒いダガーを手に切り込んでゆく。どうやら自らがドヴァキンに「召喚」され、霊体となって出現したのだと把握する。では今まで温泉に浸かっていた自分はどうしたのか? 召喚されて消えうせてしまったということか。
ぼんやりと思考を働かせながらも、剣戟の中に身を置くことをこそ至上の幸福と信ずるノルドの血が沸騰し、ゴルムレイスの動きが加速する。

2014年7月15日

黄金の柄のゴルムレイス2


ドヴァキンに現代のスカイリムに召喚された後、なぜかそのまま実体化してしまった太古のノルドの英雄、黄金の柄のゴルムレイス。
召喚した彼女の霊体を力づくで屈服させ初めてを奪ったドヴァキンを探して、ゴルムレイスは今日も現代のスカイリムを旅していた。

- 私の処女を奪ったからには、ソブンガルデで永遠の伴侶となってもらうぞ、ドヴァキン!

実のところ、先だってドヴァキンに犯されたのはあくまで霊体のみであり、その後ソブンガルデから転送された彼女の肉体は未だ処女の証を留めていた。
しかしながら霊体に直接、鋼の如き欲望の器官を打ち込まれ滾る欲望の濁液を注ぎ込まれた衝撃は凄まじく、もはや理屈も感情も利害もいっさい関係なく、ただドヴァキンの姿を声を顔を身体を全てを求めてしまう、その情熱だけがゴルムレイスの胸をじりじりと焦がすのだった。

そして今日は…。