2014年3月23日

サファイア2


貧しい農場で暮らしていたサファイアは、ある夜3人の山賊により家族を惨殺され、山賊たちのねぐらに連れ去られてしまう。

意識を取り戻し怯えるサファイアに、鈍く光る鋼鉄の戦槌を手にした山賊たちのリーダーが淡々と語りかける。

「いいか、俺たちは気が短い。長生きしたけりゃ、何も考えずに俺たちの言う通りにするんだ」

サファイアは必死で頷く。





「よし、それでいい…。いいか、この首輪が嵌まっている間、お前は奴隷だ。奴隷は何もせず、俺たちにされるがままになっているんだ。だがこの首輪を外されたら、お前は俺たちの妻になるんだ。妻の義務ってやつは、わかるな?」

わからなかった。言葉自体は知っていても、山賊の言う意味が彼女には全く理解不能だった。
そんなサファイアに平手を一打ち食らわせると、山賊はとうとうと「妻の義務」を教え込んだ。

そして…。


「私は…あなた方の妻となります。妻の義務としてこの太くたくましい槍のお手入れを欠かさずに行い、いついかなる時でもこの身体を使ってご奉仕しお慰めすることを誓います」

教え込まれた通りの言葉を唱えて誓いを立てると、男が鎧を脱ぎ捨てて裸身を露わにし、巨大な戦槌を手にしたままサファイアの前に仁王立ちとなった。


縦割れの唇を備えた赤黒い亀頭が、座り込んだサファイアの顔tの高さにある。
目を閉じ、可憐な唇を捧げるサファイア。


- チュッ

誓いのキスが果たされると、思わず嗚咽がもれ涙がこぼれた。


- もう、戻れない…

何も知らない子供だったらまだ良かった。サファイアは、睦みあい助け合って農場を経営する両親の姿を、大人の夫婦のあり方を見知っていた。それだけに、男たちの性欲を進んで満足させることだけに努める存在として「妻」になれという身勝手極まりない要求と、それに屈して自らそれに従うしかないことに、耐え難い惨めさを感じていた。


「まずは奴隷としてその身体を思う存分使わせてもらうぞ」

男がそう言ってサファイアを組み敷いた。





もはや抵抗する気力もなく、やがて行為が終わり戦槌を手にした男が去った後も、股間を濡らす粘ついた白濁の体液もそのままに、ただ呆然と座りこむのだった。


∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫



目覚め。
3人の山賊たちが朝勃ちを鎮めにサファイアの元に来る。


この朝、山賊たちはまず彼女の首輪を外した。「奴隷」ではなく「妻」として、ただされるがままではなく心を込めて奉仕せよというメッセージ。
サファイアはむしろ心を殺して、山賊たちからは丁寧かつ熱のこもった奉仕と見られる様に、舌で、唇で、指で、乳房で、ひたすらに男たちの欲望に触れ、昂ぶらせ、自らの身体で全てを受け止めるのだった。

一人目はリーダーの男。
「妻」として奉仕せよといいながら、がっしりとサファイアの頭を固定して腰を突き動かし、一方的なイラマチオで快楽を貪る。
サファイアは懸命に喉を開き舌を絡めて、男がより快適に彼女の口をファックできる様に努めるしかなかった。


- この人はきっと、どんな女もおもちゃの様にしか扱えないんだわ…


二人目の男は、サファイアが自ら動いてフェラチオ奉仕することを望んだ。
未だ慣れないながらも丁寧に男性器に舌を這わせ、唇をすぼめて前後に動かす。手を愛しげにそっと男の腰にまわすと、男は満悦の表情を浮かべる。


- この人、子供みたい。誰でもいいから女から優しくされたいんだわ…


3人目の男はサファイアの服を脱がせると、当然の様にパイズリ奉仕をさせようとする。
山賊たちに犯されるまで、こんなやり方があることすら彼女は知らなかった。行為前に肉棒に口付けてしっかりと唾液を絡め、あとは男の動きに合わせる様、両の乳房をしっかりと寄せて挟み込む。


- こんなこと、父さんと母さんもしてたのかな…


山賊たちにかわるがわる弄ばれながら、サファイアは男たちの「妻」として、ただ男たちが気持ちよく射精できる様に、口で、手で、胸で、言葉で、奉仕を続ける。

「どうぞ、あなた…。私の身体にお好きなように、精液をおかけになってください。あなたにすっきりして欲しいの…」




∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫  ∫



ねぐらの傍らの渓流で、身体にまとわりつく汚濁を洗い流すサファイア。



小さな滝から絶え間ない水飛沫があがり、思わず微笑みそれを身に浴びる。



しかしそんなわずかなくつろぎの時間も、ほどなく奪われてしまう。
山賊のひとりがやってきてサファイアの首輪を外すと、背後から挑みかかってきたのだった。










男はサファイアの身体から男根を抜き放つと、

「おら、精液を浴びせてやる! 両手と顔で受けるんだ、妻としてなぁ!」

と叫びしごき立てた。
せっかく洗い流した顔と身体をまた男の体液で汚される…。
泣きそうな気持ちで、サファイアは懸命に言葉を搾り出した。

「どうぞ、いってください、あなた…。そのたくましいおちんちんから、熱い精液を私の顔に注いで、気持ちよくなってください」




- いつまで続くの、こんなこと…?

山賊たちの機嫌を損ねずに少しでも長く生きていられる様、山賊たちの奴隷として妻として、ただただ性の奉仕に心を傾けて日々を暮らす。
だがもはや彼女は、生きていること自体に意味を見つけることが難しくなりつつあった。

2 件のコメント:

  1. 世界観的にサファイアさんに限らずこういう事は頻繁にあるのでしょうな・・・ふぅ

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    1. そうですよね。
      あとは内戦イベントで、女性ストクロ兵が戦いで負けて捕虜になったシチュエーションとかもそそられるので、作ってみたいなと思います。

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