2013年11月26日

リンリー3 スヴァナとリンリー


手袋がパサリと床に落ちた。
シビの性器に直接触れることを拒んだスヴァナがはめていたはずのものだった。
リンリーの豊かな双乳を突き犯し、その深い谷間に思うさま精を吐き立ち上がったドヴァキンの足元にスヴァナがすり寄ってゆく。

「ドヴァキン様、今度は私にご奉仕させてください」


 



スヴァナの白くしなやかな指が、濁液の名残を滴らせた淫猥な黒い男性器に、素手のままためらいもなく触れようとしている。
シビが唸り声をあげるが、スヴァナの指先はドヴァキンの陰茎に触れた。一度、優しげに握ってから掌を開くと、先ほどの精液がツ…と糸を引いた。


「リンリーのおっぱいを犯したばかりなのに、もうこんなに大きくなって…すごい…」

スヴァナは懸命に上目遣いで男の反応を確かめながら陰茎をこすり上げたが、ドヴァキンはじきに飽きて次の行為を促した。

「はい…次はお口でご奉仕いたします」
シビは耳を疑った。

- あれは俺の女だぞ! 俺には手袋ごしの手コキしかしないで、あの野郎にはおしゃぶりしてやるってのか!


スヴァナは自ら言った通りの奉仕を行おうとしていた。
ドヴァキンの陰茎の亀頭部分までを何とか口内に納め、懸命に唇で雁首をきゅっと締め付けると、ドヴァキンがゆっくりと小さく腰を使い始める。

- あ…私も、セックス、してもらえた…

ドヴァキンが自ら腰を動かし始めたことで、性交を開始してもらえた安堵と陶酔に浸ることができた。



ドヴァキンの陰茎が浅く早く、スヴァナの唇を押し分けて前後する。スヴァナは声を出せないまま、その固く熱い感触に官能の波を感じていた。


やがて衣擦れの音と、再びパサリと床に落ちる音。


今度はスヴァナの衣服が脱ぎ落とされたと気付いたシビが目を上げると、既に背後から深々と男根に貫かれたスヴァナの姿があった。



シビは声をあげようとし、何かを言いかけてそれから結局、何も言わずにうつむいた。


ドヴァキンは先ほどスヴァナの口腔に入っていた時とは違って、大きなストロークで深く出し入れを行っていた。
やはり男のものを楽しませるための専用の穴の使い心地は格別だった。雁首だけではなく挿入部分を全体的に締め付けてくる感触に、満足しながらもそれを撥ね退けるかの様に荒々しく前後運動を繰り返した。



その時、ドヴァキンとの乳房性交で絶頂を迎え、浅い眠りに入っていたリンリーが目を覚ました。
物欲しそうな目でドヴァキンとスヴァナの様子をうかがうと、自分も同様に使ってもらうためにどうすれば良いか、じっと考えている。



そしてリンリーは、ドヴァキンとスヴァナが立ちバックから通常のバックに体位を変えるとその横に並び、四つん這いとなって尻を高く差し上げた。

「ドヴァキン様、どうか私にも…今度はこちらを使ってセックスしてください」

悩ましげに腰をくねらせるのを見て、ドヴァキンはまずスヴァナをイカせてしまうため、腰の動きを早めた。


「あぁっ、イク、イッちゃいます!」

うつ伏せの姿勢のまま前のめりにくず折れるスヴァナをそのままに、ドヴァキンは並べられたもうひとつの尻を捕らえ、先端をあてがった。そしてリンリーの身体全体を上から圧する様に、挿送を開始した。



男の体重を受け止めて、深く深く挿入される。
太い男根に支配される悦びを味わいながら、リンリーもたちまちのうちに絶頂の高みへと昇りつめていった。


「あぁっ、これ…すごい、すごいです…感じます…」
どんどんと速度を上げながら内奥を抉られ膣壁を擦り上げられて、リンリーは悦びに満たされていた。ドヴァキンの男根は、まるでリンリーという鍵穴に挿し込まれた魔法の鍵のごとく、彼女を意のままにしてしていたのだった。

「あぁ、もう…駄目…イク」
リンリーは絶頂に達した。それを見届けてから、ドヴァキンは男根をリンリーから勢い良く引き抜いた。


「あぅ!」
身体全体を支配していた大きく固いままの陰茎が抜き去られた衝撃に、思わず声をあげるリンリー。

しかし男はまだ放出していない。先ほどの絶頂の余韻が冷めやらぬスヴァナとともに、務めを果たさなければならない。
ドヴァキンの所有物として、溜まった精液を射精に導き、ドヴァキンの望む部位でそれを受け止め、注いでもらわなければならない。

「ドヴァキン様、どうぞ顔でも胸でも、お好きなところに注いでください」
「あぁ…どうぞ私にも…あなたの熱い精液をかけてください」



そして、男が絶頂を迎えた。
まずリンリーの顔、そして胸。次に槍先の向きを変えてスヴァナの胸に、勢いよく精液が迸り白い肌を汚していった。

「熱い…」
「素敵です…」
リンリーとスヴァナは同時にドヴァキンの一物に顔を寄せ、丁寧な後始末を開始する。


そして婚約者として、恋人として、かつてこの二人の女を所有していたはずの男は、豪華な牢獄の中で未だ呆然としていた。

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