2013年10月9日

リディア2


ウィンドスタッド邸の地下で悪趣味な金の玉座に座ってリディアを待っていたドヴァキンは、早速リディアに身に着けた鎧を脱ぎ捨てる様に命じた。

「えっ?! そ…そのような事はできません!」

思わず声をあげるリディア。ドヴァキンはその顔をひたと見据えている。
やがてリディアはうつむくと要求に屈し、おずおずと鎧に手をかけた。


もともと露出の大きな鎧ではあるものの、羞恥の源泉となる部分が露わにされたことで、言いようのない心細さに身をくねらせるリディア。
無論、乳房や秘所を隠そうと腕をのばした瞬間、ドヴァキンの鋭い眼光に制せられてしまう。

次はセクシーなポーズを取って見せてみろと要求するドヴァキン。
ホワイトラン指折りの戦士であるリディアに、娼婦の様な真似を要求するのはスカイリム広しといえどこの男だけだ。

逡巡は長く続かず、リディアは努めて感情を麻痺させたまま、くびれた腰に手をあて、その豊満な胸を突き出すポーズを作った。


「いかがでしょうか? 従士様」

ドヴァキンは無言だがリディアが視線を落とすと、その欲望が鎌首をもたげ屹立しようとしているのがはっきりとわかった。
リディアが息を呑んだ時、ドヴァキンが玉座から立ち上がった。

リディアの傍らに立ち、その手を取って導く。リディアは反射的に身をすくませ手を引こうとしたが、鋼の様に強く固定され抗えないまま熱く張り詰めた部分に到達してしまう。そして大きな手がリディアの手を外から包みしっかりと握らせると、リディアは羞恥に顔を逸らした。

ドヴァキンは満足して手を放したが、リディアの掌は吸いつけられた様に硬く熱いその場所から離れることができない。
目を逸らしていても、ドヴァキンが求め命じていることが嫌というほど感じられる。
リディアは手を前後に動かし、その欲望をなだめる様にさすり始めた。


しゅっ…しゅっ…

もちろんこれで収まるはずもない。差し出す様に突き出している胸を、ドヴァキンの手は無造作にすくい取った。

「あっ、あぁっ…」

男の欲望そのものをなだめおもねる様にしごかされ、差し出した乳房をいいように揉みしだかれる。そんな状況でいつしかリディアの身体の奥にも、熱い疼きが生まれていた。
 


- どうして……私の身体は……?

強大な力を持ちその威圧には決して逆らえない、スカイリムを帝国に引き渡したインペリアルの男。
その男に弄ばれ屈辱的な奉仕を強いられながら、リディアは陶酔するかの様に行為を続けていた。

0 件のコメント:

コメントを投稿