2013年10月11日

リディア4


ドヴァキンの先端がリディアの秘所を深々と貫き、内奥の熱い疼きを捉えた時、硬く熱い男根を根元まで、熱い愛液が包み込んだ。

「あっ、あっ、いやぁっ!」



源泉を探り当てた挿送は滑らかさを増し、腰使いは一層速く激しいものに変わった。リディアの身体を一瞬、放り投げるかの様に大きく離し、次の一瞬には既に根元まで突き通されている。

リディアの身体をいい様に扱い、心地よいプールと化した胎内から決して出てゆかず、緩急と角度を変えながら思う存分に楽しんでいる男根に、リディアは完全に翻弄されてしまっていた。



「うっ、んっ、んっ、はっ…」

根元で二人の身体がぶつかるたび、リディアの愛液がポタリ、ポタリと落ちる。
もはや突かれる度に痺れる様な快感が頭まで走り、白く焼かれていくのをどうしようもなかった。

リディアはふと顔を上げる。



大きく脚を広げさせられた自分の身体と、それを易々と弄ぶ黒々とした男の身体が目に入った。

- もう、このまま…。

これまでもドヴァキンの命令は厭わず遂行してきたが、狂える竜と化したこのインペリアルに、これからはこの身を、女として持てる全てを差し出すしかない。他の選択肢はないことを、リディアは理解した。


羞恥と、身体の疼きと、屈辱と、快感と…。
力を失いかけたリディアを、なおもその腕を取り引き寄せ貪り続けるドヴァキン。
リディアの両手を馬の手綱の様に取り、脚は下ろされて再び背後から真っ直ぐに挿入されている。
その逞しく硬度を保ったシャフトで身体を支えられている錯覚すら生まれた。
 


ついにリディアは耐え切れず膝をついた。
しかし逃れることはできなかった。ドヴァキンは倒れこむリディアに一切構わず、腰を落としてリディアの秘所に留まり続けた。


リディアはノルドの女だ。
男と肩を並べ戦う女戦士。拳を、剣を交えることでしか決して相手を認めることはない荒々しい雪国の民。

そして今、女の部分を差し出すかたちで、背後から深々と貫かれている。農村の男が村の娘を我が物とする時の様に、山賊の男が拐かした娘を玩具とする時の様に、そして兵士達が敵側の女を征服する時の様に。
それを象徴する体位であり、行為であった。


挿送を続けるドヴァキンの男根がひときわ膨らんだ。
男が最後の欲望を開放しようとしている。征服を受け入れたリディアはそれを直感しながら何もできない。
最後の瞬間、ドヴァキンはリディアの尻を鷲掴むと、最奥部に突き入れ狙いを定めた。

ビュッ!! ビュルッ! ドクッ、ドクッ、ドクッ……

溶けそうなほど火照ったリディアの身体より更に熱い濁液が、リディアの身体の中心部に撃ち込まれていった…。

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